今回は、SDGs目標11住み続けられる町づくりをについて調べてみましたのでお伝えしていきます。
「住み続けられるまちづくりを」とは、誰もが安全で快適に暮らし続けられるよう、気候変動や社会課題に適応したレジリエントな都市を実現するという目標です。と書かれていました。かなり幅広いイメージですね。気候変動は環境問題に関わってくると思います。社会の課題については、それぞれ国、地域や人の課題が幅広くあると考えます。レジリエントとはよくわからなかったので調べてみました(; ・`д・´)
「レジリエント(強靭《きょうじん》)」は、災害などの衝撃を吸収し、元の状態に回復できる力を意味します。持続可能な都市は、洪水や地震などの自然災害や、新型ウイルスの感染拡大などの社会危機にも適応でき、いち早く住みやすい居住環境へと復興できます。と書かれていました。SDGsの目標である持続可能な都市を目指すために幅広い形で適応体制を整えようというイメージですね。全世界でそのような都市にしようと動き始めているそうです。
なぜこの目標が掲げられているのかを調べてみました。
日本も含め、世界的に都市部の人口が増加しています。現在、人口の半数が都市部に集中しており、2030年には約6割、2050年には約7割にまで増えると予測されています(参照:THE STRATEGIC PLAN 2020-2023 序文│UN-Habitat・国連人間居住計画)。
これだけ大勢の人々が暮らすことになれば、住宅不足や、交通渋滞による大気汚染、ごみ処理などの課題がより深刻化し、根本的な解決策が必要になります。さらに、今後は気候変動による気温上昇や大雨洪水の発生などの災害が過酷化していくと見込まれ、多くの人口を抱える都市部は、災害時に多くの犠牲者を出すことが懸念されています。昨今、世界中に大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルスも、人口が過密している都市部の課題を明らかにしました。近い将来に起こりうる危機に適応し、乗り越えていけるレジリエントなまちをつくることが緊急の課題なのです。と書かれていました。今回のコロナウイルスの影響で全世界の都市部において影響を及ぼしたため、課題が浮き彫りになったということですね。
この課題の中で日本で特に課題とされているのが、都市への人口集中と自然災害みたいです。日本の現状例を調べてみました。
大都市への一極集中と進む過疎化
世界では、都市の膨張に伴うスラムの発生が問題となっていますが、日本では対照的に、人口減少や建物の老朽化による空き家の増加が社会問題になっています。コロナ禍で都市から自然の豊かな地方への移住を希望する人々が増えていますが、大都市圏への人口集中の傾向はいまだに変わっていません。一方で、多くの地方都市では人口流出が続き、住民の高齢化・地域の過疎化が進んでいます。公共交通機関など地域社会の機能も低下し、例えば「病院に通いたいが、自分は高齢なので車を運転できない。でもバスも通っていない」など、生活水準の維持が難しくなってきているケースも散見されます。確かにこのような問題は日本には露骨に出ているなというイメージがあります。
自然災害の多発地域
日本は、台風・洪水や地震・津波などが多発する世界でもまれにみる地域です。大都市では建物が過密状態にあり、多くの人の自宅と仕事場は距離があるため、災害時には大規模なインフラ・建物の損壊や、大量の帰宅困難者の発生が懸念されます。実際に、1995年に発生した阪神・淡路大震災は、社会経済的な機能が集中する都市で起きたため、大勢の犠牲者が出たことに加え、交通や水道電気などのインフラ機能が損壊し、甚大な被害につながりました。優れた耐震技術を持つ日本ですが、技術的に解決できることには限界があります。今後も大都市への一極集中が続けば、より根本的な解決策が必要になるでしょう。日本の技術力を持っていても限界があるのですね。根本の解決をしなければうまくいかないということですね。
私たちには何ができるかを調べてみました。
緑地をつくる
住み続けられるまちには、気候変動や災害対策にもなる緑地を増やすことが重要です。個人でできる規模は小さいですが、自宅のベランダや庭で、ハーブや花を植えることによって小さな緑地をつくることができます。また、近隣に市民農園がある場合は、枠が募集されているかどうか調べてみるとよいでしょう。筆者は、自宅のベランダでミントやバジルなどの好きなハーブを育て、ハーブティーや料理に活用しています。近年、ヨーロッパではミツバチやチョウなどの花粉媒介をしてくれる虫が減少していることから、ガーデニングショップや市民団体がこれらの虫が好む野生の花の種を販売し、市民に協力を促す機会が増えてきました。筆者も昨年からこうした種を植え、ベランダで小さな花畑作りに取り組んでいます。自分で種を植えるところから育てると、芽が出て花が咲くまでのプロセス自体を楽しむことができますよ。一方、企業は、オフィスビルの屋上や壁を緑化することで、ヒートアイランド現象の抑制に貢献し、従業員には憩いの空間を提供できます。実際に、東京・丸の内や銀座のビルの屋上で養蜂が行われている場所があり、近隣で働く人々が参加しているそうです。探してみれば、意外と身近なところに、取り組みの参考となる場所があるかもしれません。と書かれていました。緑を増やすこと大事なのですね。弊社でも植樹活動を行いました。
コンポストにトライしてみる
ごみの削減・資源としての再活用は、都市の資源循環にとって重要な側面です。家庭ごみの約半分は、食べ残しや料理の際に出る生ごみが占めています。生ごみを堆肥化できるコンポストを活用すれば、大幅にごみの量が減らせます。ごみを出す回数が減ると、家庭の袋代の節約にもつながります。自治体への負担も軽減でき、ごみ処理にかかっている財源を他に必要なテーマに使えるようになるかもしれません。上記の家庭菜園と組み合わせて堆肥を自宅の緑地に使えば、資源の循環ができます。最近は、都市の家庭でも使いやすいようなコンパクトな商品が出ています。自治体が個人のコンポストや生ごみ処理機の購入に補助金を出している場合があるので、購入前に条件を調べてみましょう。筆者はブリュッセルで、住んでいる自治体が生ごみを回収し、バイオガス発電と堆肥化を進めるごみ政策を開始したので、これを利用することで生ごみをリサイクルしています。一般のごみ箱に生ごみを入れなくなると、特有の臭いも消え、焼却に回るごみの量を大幅に削減できます。生ごみを肥料に使えれば大分ごみが減りそうですね!!
緑を作ることで、生ごみをそこに肥料として捨てれることも可能ですもんね(^_^)/
今回の目標について調べてみて、幅広い目標だとは思いました、自分のできることから始めてみようと思います。
これで今回のSDGs目標11住み続けられる町づくりについてお伝えしました。次回は目標12作る責任使う責任についてお伝えしていきます。
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