公園工事とは?
多種多様な工種で施工される工事が多いです。
下記に、公園工事として施工される工種を記載致します。
①敷地造成工
公園を作るために、土地の状態を整えたり形質を変更したりする工事 のことで、具体的には切土・盛土・地盤改良・埋め立てなどの工事を総称して、造成工事と呼んでいます。
②ベンチ工
公園で皆様が座られるベンチを設置する工事です。
③植樹工
主に、植樹工は植栽による植物の導入方法が一般的です。
植栽の植栽の他にも、さし木、埋幹、埋枝、埋根、株植え、根播き、枝播きなどの繁殖方法もあります。
④芝付工
法面などに張り付けていく事が多く、雨などで土が流れるのを防ぐ工事を云います。
⑤花壇工
レンガやプラ擬木などで土を入れる事の出来るスペースを作り、花壇にしていく工事を云います。
⑥日陰棚工
日陰棚とは、上記の写真の通りつる性の植物を構造物の屋根などに絡ませたりして、日陰を作る工事の事を云います。
⑦池工
池の護岸等の修繕等、メンテナンスを行う工事を云います。
⑧遊戯施設工
ブランコや滑り台、鉄棒等子供が公園で遊ぶ機材を設置する工事を云います。
⑨運動施設工
公園に併設されている、野球場やプール、テニス場など運動やスポーツを目的とした施設の工事を云います。
公園工事施工手順
①現地調査
施工する上で、区画はどうするかや施工期間はどのくらいになるのか、重機などの機材は必要なのか等現地調査を行い施工に必要なものを選定して段取りを行っていきます。
②工事PR
公園の工事は、地域住民の方への案内がより必要となります。
地域住民の方への説明会や工事PRの配布など事前の告知を徹底して行います。
③施工
①、②が完了したら施工に入ります。
今回は、ベンチ工について説明をさせて頂きます。
ベンチの交換工事でしたら、まず撤去工を行います。
撤去が完了したら、路床基礎工という工種を行います。
路床基礎工は、ベンチの基礎ブロックを据え付ける為に必要な高さを掘削し転圧を行うことでベンチが人の体重などで沈んだりしないようにする為の工種になります。
次に、大きな岩石をクラッシャーで人工的に砕いて作った砕石を敷いて転圧をする、砕石路盤工に移ります。
砕石は 砕いたときにできたゴツゴツとした角があり、サイズも不均一な点が特徴です。
このゴツゴツとした角がランマーなどで転圧をする際に路床やほかの石に突き刺さり地盤が締め固められます。
路盤が出来上がったら、ベンチの基礎となるブロックを据え付けます。
ベンチの足の幅等しっかりと測り、水平にブロックを設置します。
この際に、水平やベンチの足の幅通りに設置を行わないと、ベンチを基礎ブロックに載せる際に固定が出来なかったり不安定になります。
なので、この工程が一番神経を使います。
基礎ブロックを据え付けたら、ベンチを設置して完了となります!
詳しくは、下記の施工事例③にて施工中の写真などを載せておりますので、ご確認ください。
弊社が取り扱っている工事
主に、弊社が行う工事は上記で紹介した①敷地造成工②ベンチ工⑧遊戯施設工になります。
▼施工事例はこちら▼
まとめ
今回は、弊社で携わっている公園工事について解説させて頂きました。
公園工事をしていると、地域住民の方から『いつから使えるの?』『楽しみにしているよ~』など声を掛けられます。
公園工事は他の工事とは異なり地域住民の方ともよりコミュニケーションが取れる工事だと思います。
やはり、普段から利用している公園の遊具や設備が新しくなると嬉しいですもんね♪
また、施工事例等更新されましたら追加致しますので、宜しくお願い致します。
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