【横浜市金沢区】安全管理研修会に参加してきました。

おはようございます!

有限会社弘建工業です。

先日、安全管理研修会に参加してきました。


内容は、3点!

①工事事故の発生状況について

②事故の事例について

③事故の防止に向けて


①工事事故の発生状況について

令和6年(1月~12月)は、昨年に比べると事故件数と死傷者数が共に減少しました。


令和5年 事故件数:164件 死傷者数:51人

令和6年 事故件数:152件 死傷者数:41人


次は、工事の種類ごとの事故の傾向です。


工種ごとの事故の傾向


道路工事

発生件数:24件

工事事故全体の約75%が公衆災害となっております。

事故の発生件数1位が同率で『埋設物・架空線損傷』・『作業員による負傷』です。

発生件数2位も同率で『第三者の負傷』・『飛び石による車両・建物損害』です。


河川工事

発生件数:4件

事故の発生件数1位が『はさまれ』です。

発生件数2位が同率で、『器物破損』、『打撲』です。


下水道工事

発生件数:51件

全体の事故件数の約20%が『埋設管の破損』です。


公園工事

発生件数:18件

事故の発生件数1位が『家屋等の破損』です。

発生件数2位が『埋設管の破損』です。



②事故の事例について

労働災害と公衆災害とは


労働災害とは

労働者が業務中または通勤中に負傷、疾病、死亡などを被った場合を指します。


公衆災害とは

建設工事などによって、工事関係者以外の第三者(公衆)の生命、身体、財産に危害や迷惑がかかることを指します。具体的には、死亡・負傷、家屋や車両の損壊、ガス・電気・水道などの施設や公共道路の損傷などが含まれます。


労働災害、公衆災害の事例を何件か紹介して頂き、施工時に気を付けた方が良いことなど、当たり前のことを再度確認する事が出来ました。


③事故の防止に向けて

①工事事故の発生状況について、②事故の事例についてで説明を受けたこと以外に、建設業で気を付けないといけないのが、『熱中症』です。


熱中症とは

体温調節機能が正常に働かなくなり、体温が上昇して身体に熱がこもる状態を指します。

特に高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温を下げようとする仕組みがうまく働かなくなったりすることで発生します。

熱中症の主な症状には、めまい、吐き気、頭痛、だるさ、筋肉のけいれんなどが挙げられます。

重症化すると意識障害やけいれんを起こし、生命に危険が及ぶこともあります。


建設業は、常に身体を動かしている職業の為、施工を行っている仲間同士でも常に仲間の顔色などを確認してケアをしていく事が非常に大事とお言葉を頂きました。


弊社としても、施工時のドリンクの支給等を行っておりますが、より一層気を引き締めて従業員の熱中症対策を行っていこうと思います。


→前回の記事はこちら


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